宇佐山城(滋賀県大津市)

【宇佐山城(滋賀県大津市)】
・築城は織田信長家臣:森可成。
・浅井・朝倉連合軍に対抗するために築城された山城。
・山城にしては珍しく現在まで石垣が残っている。
今回は滋賀県大津市にある『宇佐山城』を攻城しました。
近江神宮を見おろす山の山頂に位置しており、琵琶湖を一望できる絶景スポットでもあります。
築城は有名な森蘭丸のお父さんである森可成です。歴史好きであればだれもが知っていると思います。筆者も織田信長ファンとは言えないまでも、森可成はもちろん知っています。
実は筆者、大津に訪れるまで宇佐山城のことを知りませんでした。知ったのも、近江神宮に用があってGoogleマップを見ていたからです。近江神宮の上にお城があるじゃないかということで見てみると、そこに宇佐山城の名が。『かの有名な宇佐八幡宮信託事件と何か関係が……でもあれは滋賀の話じゃないよな?』と考えながら向かいました。
攻城に当たり注意すべき点やアクセス事項などをまとめました。現地の様子もお届け。
【今回の記事の概要】
・宇佐山城攻城の様子
・宇佐山城までのアクセス・所要時間
・現地の遺構の様子
・今回の散策マップ
宇佐山城までのアクセス

【宇佐山城(滋賀県大津市)までのアクセス】
・最寄り駅は京阪線近江神宮前駅
・駅より徒歩15分程で山麓の登山口へ
・登山口から山頂まで徒歩で30~40分程度
・駐車場は近江神宮の駐車場を利用可能
筆者は今回電車旅。
近江神宮目当てでしたので『近江神宮前駅』より徒歩で向かいました。
近江神宮と近江歓学館を巡り終えて、駐車場の裏手より宇佐山城(宇佐八幡宮)の一口へ歩いていきます。
近江神宮第一駐車場から直接宇佐山神社方面へ抜ける小道があるのですが、筆者はそれを知らなかったため、一度下ってから遠回りして登山口へ到着しました。
登山口とは言いますが、筆者は登山するつもりのない恰好で来てしまいました。汗だくになる覚悟を持って登山に望みます。と、本格登山になる前に『宇佐八幡宮』があるので参拝しましょう。

【宇佐八幡宮】
・源頼義が自ら帰依していた行観僧正の協力を得て、宇佐山に宇佐八幡宮を勧請したと伝えます。勧請する場所の選定を行うにあたって、頼義が宇佐山に分け入ったとき、岩の上から数羽の神鳩が飛び立ち八幡宮の鎮座すべき場所へ導いたといわれています【びわ湖大津歴史百科より引用】
雨がしとしとと降っている境内は、厳かで良い雰囲気が漂っていました。
VS浅井・朝倉で焼けてしまい再興を果たしたそうです。まずは中腹の神社でお参りしてから山頂を目指しましょう。
宇佐山城の山頂を目指す

神社から本格的な登山が始まります。道は辛うじて道だと分かる程度で、整備されているとは言い難い。
本格的に登山となるので装備等はちゃんとしてから登ることをおすすめします。筆者もいつもは登山道具を持って登山するアウトドア好きですが、この日は小奇麗におしゃれして大津を歩いていたのでだいぶ誤算です。着替えあって本当に良かった。
山頂が中々見えず、事前情報もなかった筆者は焦りました。『まだか、まだか……』と登ったことを後悔しながらも踏ん張って山頂を目指します。道中滑りやすい場所もあるので注意してくださいね。

山頂から始めに行くべきは、宇佐山テラス(三の丸跡)ですね。
ここから琵琶湖を一望することができます。ベンチはありませんが、丸太が多数設置してあるのでそこに座ると良いでしょう。筆者も服を着替えてしばし休憩です。
ここからなら琵琶湖も良く見えるし、目下の行軍もすぐに察知できる。こう見ると理にかなった城郭だなと思います。左に近江坂本城、反対側に長浜城や彦根城があるのでしょうかね。霧がかって見えませんが、そういう妄想も楽しみます(歴史においては大事)

本丸には電波局の建物が設置されていて、遺構はあまりない様子でした。
ただお城の案内とグッズ等の案内はありました。申し訳程度ですけどね。
基本的には三の丸から本丸を10~15分程かけて歩くのがよろしいでしょう。

わずかですが、お城があったんだなと思える尾根をしていたと思います。
汗を拭きぐるっと一周したら下山しましょう。

最後は山頂付近の石垣の遺構。宇佐山城を攻城したら、石垣は外せないでしょう。
山城には基本的に石垣を備えないのがセオリーですからね。山頂本丸付近に石垣があるだけでも非常に価値のある城跡です。筆者が巡った中だと、石垣山一夜城(神奈川)や小倉城(埼玉県)などがあったと思います。
道中の看板に関しては地元の小学生がつくってくれている? らしいのでそれを励みにしながら登りましょう。
終わりに

【宇佐山城跡】
・築城は森良成。
・宇佐山テラスと石垣は必須。
・所要時間は90~120分を見込む。
・アクセスは近江神宮前から。
・宇佐八幡宮にもお参りしよう。
今回は滋賀県大津市にある『宇佐山城』を攻城しました。最終的に90分超を有して下山すると、そのまま岐路に着きましたとさ。ちなみに、すれ違ったのは小さな子どもを連れた家族と登山グループ。何だか疎外感を感じましたけども、登ってよかったと思います。
遺構は少ないですが、やっぱり宇佐山城からの景色は絶景です。ぜひ活用ください。
今回はここまで。ありがとうござました。
【関連記事:その他の城郭感想】



コメント