東栄町観光ガイド|東栄町のおすすめスポットと魅力

愛知県の奥三河に位置する東栄町。
山々に囲まれ、町の中を清流が流れる自然豊かな町です。
国の重要無形民俗文化財に指定されている「花祭」をはじめ、温泉や滝、歴史スポットなど、奥三河らしい自然と文化が残っています。
筆者が初めて東栄町を訪れたときの目的は「とうえい温泉 花まつりの湯」でした。
温泉に入り、「奥三河のナイアガラ」と呼ばれる蔦の渕を眺め、東栄町の自然を満喫。
そして、それから約2年後。
再び東栄町を訪れ、今度は花祭会館や地元のパン屋を巡り、町内の民泊にも宿泊しました。
一度目は「自然と温泉の町」
二度目は「文化や暮らしが残っている町」
同じ東栄町でも、訪れるたびに違った魅力が見えてきました。
この記事では、そんな東栄町を実際に巡った筆者が、おすすめの観光スポットやグルメ、宿泊、歴史スポットを現地写真とともに紹介します。
天竜・奥三河地域ガチ勢にお任せあれ!!
【今回の記事の概要】
・愛知県奥三河の東栄町を実際に複数回訪問
・とうえい温泉と「奥三河のナイアガラ」蔦の渕へ
・花祭会館で東栄町に伝わる「花祭」を知る
・地元のパン屋「ピッコロパン」に立ち寄り
・東栄町の民泊に実際に宿泊
・歴史スポット「設楽城」もあわせて紹介
東栄町ってどんなところ?

東栄町は、愛知県北東部の奥三河に位置する町です。
周囲を山々に囲まれ、町内には大千瀬川などが流れる自然豊かな地域。
鉄道ではJR飯田線が通っており、東栄駅が町への玄関口の一つとなっています。
そして、東栄町を語るうえで欠かせないのが「花祭」です。
700年以上にわたって伝承されてきた神事で、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。鬼の面をつけた舞などが知られ、現在も町内各地区で受け継がれています。
愛知静岡方面から『お祭り街道』を抜けると奥三河地域です。
一方で、東栄町の魅力は伝統文化だけではありません。
実際に町を巡ってみると、温泉、滝、山、川、城跡、地域のお店など、小さな町の中にさまざまな楽しみ方があります。

山間の小さな田舎町。今もなお牧歌的な風景が残る地域となっています。
ちなみに街の中心部に流れる大千瀬川には、オオサンショウウオが住んでいるという伝承があります(超分厚い地史で読んだ情報です。あまり知られていないと思います)
東栄町へのアクセス

東栄町へは、車またはJR飯田線を利用してアクセスできます。
公共交通の場合は、JR飯田線「東栄駅」が玄関口。
ただし、観光スポットが町内各地に点在しているため、複数の場所を一日で巡るなら車の方が動きやすい地域です。
町営バスも運行されているので、公共交通で訪れる場合は列車とバスの時刻を事前に確認しておくことをおすすめします。
※運行時刻や路線は変更される場合があります。旅行前に最新情報をご確認ください。
東栄町の特徴は、駅から市街地までかなりの距離があることですかね。
駅から歩いて中心まで行けません(笑)
私も初めて東栄に降り立った時は、市街地まで原付バイクで10分ほど走らせました。
東栄町観光①|とうえい温泉 花まつりの湯

東栄町観光でまず紹介したいのが「とうえい温泉 花まつりの湯」です。
大千瀬川沿いにある日帰り温泉施設で、露天風呂をはじめ、源泉かけ流し風呂、サウナなどを楽しめます。
筆者が初めて東栄町を訪れた目的も、この温泉でした。
私は自家用車で訪問。
到着すると、広々とした駐車場がお出迎えしてくれました。
筆者が訪れた日は休日ということもあり、多くの人が温泉を利用していました。
温泉のすぐ近くには川が流れていて、夏に訪れたときは蝉の声が響き、魚やトンボ、水鳥なども見ることができました。
都会の温泉施設とは違い、奥三河の自然そのものを感じながら過ごせるのが魅力です。
ここの温泉は全国でも数少ない『療養泉』として分類されています。
私は専門家ではないので分かりませんが……とにかく素晴らしい効能があるのです。保温効果が凄いとかなんとか。

東栄の名物は、東栄チキンです。このチキンを活かした料理をぜひ食してみてください。私は馬鹿舌なのであまり違いが分からなかったけれど、他のチキンよりも甘みがあって美味しかった印象があります。
ちなみに温泉に併設されている食堂では、東栄チキン関連の食事は夕方の時点で売り切れていました。2度目の東栄温泉の際に、夜ご飯で食べようとして食べられなかった経験があります。

街のスーパーである『食彩広場 東栄店』では、東栄チキンをはじめとした三河地域の美味しいお肉を販売していました。キャンプで来る方も多いみたいで、冷凍の肉は豊富にそろっていました(ゆるキャン△についてはあとで触れます)
東栄町観光②|奥三河のナイアガラ「蔦の渕」

とうえい温泉とセットで訪れてほしいのが「蔦の渕(つたのふち)」
「奥三河のナイアガラ」とも呼ばれている、東栄町を代表する自然スポットです。
幅広く水が流れ落ちる姿が特徴で、一般的な細長い滝とはまた違った迫力があります。
とうえい温泉のすぐ近くには展望台があり、温泉と一緒に訪れやすい場所です。
筆者が訪れたのは夏。
青々とした山と川、そして響き渡る滝の音。
奥三河らしい景色を見ることができました。

写真で見るのと、実際にその場所で聞く瀬音では印象が違います。
とうえい温泉へ行くなら、温泉だけで帰らず、蔦の渕も一緒に見てほしいところです。
どこかにオオサンショウウオが泳いでいるでしょうか。
東栄町観光③|花祭会館で東栄町の文化を知る

自然だけでなく、東栄町の文化について知りたいなら「花祭会館」へ。
東栄町を代表する伝統芸能「花祭」に関する資料などが展示されています。
筆者が初めて東栄町を訪れたときは、温泉と自然が旅の中心でした。
それから約2年後。
再び東栄町を訪れた際、今度は花祭会館へ行ってみました。
温泉や蔦の渕を見るだけでも東栄町を楽しめます。
しかし花祭会館まで訪れると「なぜ東栄町で花祭という言葉をこれほど目にするのか」が少しずつ見えてきます。
実際にその土地を訪れてから、歴史や文化を知る。
これも旅の面白いところです。
花祭りは奥三河地域の各所で開催されており、その地域ごとに特徴があります。細々と続けている所もあれば、存続ができなくなった地域も。それでも今の今までつないでいる東映の皆様の努力の結晶をここで学んでください。
あなたも必ず花祭りに来てみたくなりますから。
私は今年初参戦するつもりです。
東栄町観光④|東栄町は大人気漫画の聖地

先ほどもチラ見せした通り、東栄町は大人気漫画ゆるキャン△の聖地となっています。
ややニッチな聖地なので知らなかった人もいるのではないでしょうか。
東栄駅やとうえい温泉、その先の奥三河・佐久間・南信州エリアまで各所登場しています。

町はずれにある小さなパン屋さんも漫画で登場(先の話なのでネタバレごめんなさい)
私がピッコロパン屋に来た際は、すでに売り切れで閉まっていました。
ここまで奥三河地域がゆるキャン△に登場するのは、主人公の志摩リンちゃんのおじいちゃんが奥三河の設楽町に住んでいる設定だからです。友人の綾乃ちゃんも南の浜松に暮らしているので、よく登場するわけですね。
聖地の側面に関しては、私の別サイトをご覧ください【関連サイト:ゆるキャン△と東栄町】
東栄町に泊まる|実際に民泊してみた

東栄町は日帰りでも観光できます。
しかし、筆者は再訪した際に町内の民泊に宿泊してみました。これが、最初の日帰り旅行とはまた違った東栄町を見るきっかけになりました。
お邪魔したのは、昼間はおにぎり屋さんを営むhimitsu kitchen 結さん。
古民家をおしゃれにリノベした部屋で一晩を過ごすことができました。
昼間に観光スポットを巡って帰るのと、その町で夜を迎えるのとでは、旅の印象も変わります。
特に山間部の町だからこそ感じられる静けさや、朝の雰囲気などは、実際に泊まらなければなかなか分かりません。東栄の夜なんか、本当に最高ですよ。
私以外にお客さんがいなかったので、共有スペースで独りで晩酌して、夜中に街中をうろついてみる(不審者じゃないよ)
真夏なのに涼しくて、星がきれいで、どこかで虫がさざめいていて、ぼんやりと浮かぶ古い街灯と信号の光がもうほんと最高(語彙力)

東栄の朝も散歩には最適です。
また、宿泊するととうえい温泉の半額チケットがもらえました。それもお得でしたね。
本当はおにぎり食べたかったんだけど、チェックインする頃には売り切れていて。
残念。また来ます。
東栄町観光⑤|設楽城跡で歴史に触れる

東栄町には自然や温泉だけでなく、歴史スポットも残っています。
その一つが「設楽城跡」
山城好きの筆者としては、当然スルーできません。
実際に城跡まで登り、遺構を見てきました。
設楽城の歴史や遺構、実際に登城した様子については別の記事で詳しく紹介しています。
この東栄町観光ガイドでは簡単な紹介に留めます。
▶ 設楽城を実際に歩いた登城記・遺構はこちら

東栄町観光は日帰りと宿泊、どちらがおすすめ?
実際に日帰りと宿泊の両方で東栄町を訪れてみると、目的によって選ぶのがいいと感じました。
初めての東栄町なら、日帰りでも楽しめます。
例えば、
花祭会館
↓
ピッコロパン
↓
蔦の渕
↓
とうえい温泉
という流れなら、東栄町の文化・グルメ・自然・温泉を一日で楽しめます。
一方、設楽城などもじっくり巡りたい場合や、奥三河の静かな夜まで体験してみたい場合は、一泊するのもおすすめです。
東栄町観光マップ
まとめ|何度か訪れて分かった東栄町の魅力

【東栄町観光まとめ】
・奥三河らしい山と川の自然を楽しめる
・とうえい温泉と蔦の渕はセットで巡りやすい
・花祭会館では東栄町に受け継がれる文化を知ることができる
・ピッコロパンなど地域のお店に立ち寄るのも楽しい
・日帰りだけでなく、町に宿泊すると違った東栄町が見えてくる
・設楽城など歴史好きが楽しめる場所も残っている
・東栄町はゆるキャン△の聖地である
筆者が初めて東栄町を訪れた目的は、温泉でした。
とうえい温泉に入り、蔦の渕を見て、
「自然のきれいなところだったな」
というのが最初の印象。
それから約2年後、再び東栄町へ。
今度は花祭会館へ行き、地元のパン屋へ立ち寄り、町の民泊で一晩を過ごしました。
同じ町なのに、最初とは少し違って見えました。
温泉がある。
大きな滝がある。
昔から受け継がれてきた祭りがある。
小さなお店がある。
山の中には城跡が残っている。
そして、そこで暮らしている人がいる。
東栄町は、一つの有名観光地を見るためだけに訪れる場所というより、町の中をゆっくり巡ることで魅力が見えてくる場所なのかもしれません。
筆者自身、まだ東栄町のすべてを知っているわけではありません。
また訪れたら、この観光ガイドにも新しい場所を追加していきたいと思います。
奥三河を旅するときは、ぜひ東栄町にも立ち寄ってみてください。
今回はここまで。
ありがとうございました。

ちなみに私が訪れた日には小さな夏祭りと花火大会がありました。
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