深大寺城(東京都調布市)

【深大寺城(東京都調布市)】
・由緒ある深大寺の側に築城された城郭。
・小高い丘の上に土塁や空堀跡が残る。
・扇谷上杉家の支城であった。
今回は東京都調布市にある深大寺城を攻城しました。
深大寺と言えば、東京屈指の観光スポット。
深大寺には東日本最古の釈迦如来像が。そして門前前通りは風情ある街並みが広がります。
昔から湧き水で有名な深大寺周辺。温泉や蕎麦なども見どころです。

深大寺は聞いたことがあるけど、あの場所にお城があるの?

そうなんです。ひっそりとお城の跡が残されています
地理的に見てみると、深大寺(城)は多摩川の側に位置しています。
相模から攻めてくる北条家に対抗するために、扇谷上杉家が再興したとされています。
深大寺の観光に来た際は、ぜひ寄ってみてください。
今回は実際に攻城した現地情報をお伝えします。
【今回の記事の概要】
・深大寺城の現地情報
・深大寺城までのアクセスと所要時間
・深大寺城の見どころ
深大寺城までのアクセス

【深大寺城(東京都調布市)までのアクセス】
・三鷹駅・調布駅からバスでアクセス。
・深大寺周辺に駐車場あり。
・深大寺水生植物園の園内にお城の遺構がある(無料)
とてつもないスピードで発展していく東京に佇む深大寺は隠れた優良観光スポットです。
隣には神代植物園がありますが、神代植物園ではなく水生植物園です。そこを間違えないようにしましょう。
水生植物園の中に、今回訪れた深大寺城跡があります。
そのため水生植物園が休園の際は、お城にも入ることができません。

私は一度休園の際に訪れてしまったので入れませんでした
深大寺城を攻城

深大寺城は、神代水生植物園の園内に残る城跡です。
入り口から入り、左側の小高い丘に城跡があります。園内も非常にきれいなので散策することをお勧めします。
湧き水で有名な土地ですから、非常に水がきれいです。中を覗いて見ると小魚がいっぱい泳いでいます。

深大寺城は主に第1郭と第2郭に分けられています。

登って行くと、ほのかに土塁や空堀が残っています。第1郭が本丸だそうです。

この深大寺城と、多摩川を隔てて、両者がにらみ合ってぶつかった戦です。そのため、歴史的価値は高いと思いますが、北条側が多摩川を越えてしまえば、軍事的価値はなくなってしまいますね…。
深大寺城に関連するエピソードと言えば、「小沢原の戦い」だと思います。
北条氏康の初陣です。
いわゆる「境の城」というやつですね。
特に空堀がはっきりと残っているので、土橋を渡って楽しんでください。
建物の掘立柱建物跡が残っています。個人的には、もう少し案内板などがあると嬉しかったかなと思います。
散策をし終えたら深大寺温泉へ

散策をし終えたら、近隣の温泉に入ることをお勧めします。
深大寺城の裏手にひっそりと佇んでおります。中は、あまり規模は大きいとは言えませんが、豊富な湯と木々に囲まれているので、非常に気持ちよかったです。
実質森林浴も兼ねられます。私は、深大寺周辺と天神山城周辺に訪れた際の、冬と夏に2度入浴しに行っています。
夏には、青々とした木々を眺めながら気持ちよく入浴でき、冬は、枯れ葉散る中で木漏れ日が非常に気持ちよかったです。お食事処や休憩どころもあるので、よくリラックスできます。
終わりに

【深大寺城(東京都調布市)まとめ】
・深大寺水生植物園の園内にお城の遺構がある(無料)
・扇谷上杉家の支城であり、北条家対策で再興された。
・北条氏康初陣の舞台となったお城である。
・周辺の温泉や深大寺の観光も楽しもう。
今回は深大寺城を攻城しました。自然や歴史が残っていて、とても散策が楽しかったです。
また、西東京を代表する城郭と言えば八王子城と滝山城。
この2城なしでは西東京のお城は語ることができないでしょう。ともに堅固な山城ですので、まだ行っていない方は是非とも攻城をお勧めします。時代変遷的に言えば、深大寺城や天神山城の後に拡充されたものですので、遺構のレベルは格が違います。
加えて、どちらも戦が発生している城跡ですので、伝承も豊富。それを知れるのがなんとも楽しいです。
今回はこれで終了します。ありがとうございました。
【関連:西東京の城跡‐八王子城‐】

【関連:西東京の城跡‐滝山城‐】

