日間賀島を徒歩で一周!実際に歩いた観光ルート・所要時間を紹介

愛知県の三河湾に浮かぶ日間賀島。
タコとフグで知られる小さな島ですが、実は徒歩でも一周できるほどコンパクトな島です。
日間賀島観光協会によると島の一周は約5.5km。道草をしながらゆっくり歩いても、約2時間で一周できると紹介されています。
それなら――
実際に歩いて一周してみよう。
ということで、今回は伊良湖から船に乗り、日間賀島を徒歩で散策してきました。
観光名所を次々と回るというより、海を眺めたり、神社やお寺へ寄ったり、猫を見つけたり。
そんな「島を歩くことそのもの」を楽しむ旅です。
【今回の記事の概要】
・伊良湖港から船で日間賀島へ
・西港から東港方面へ徒歩で島を散策
・日間賀島は一周約5.5km、徒歩約2時間が目安
・八幡社、長心寺、安楽寺、日間賀神社などにも立ち寄る
・実際に歩いたルートを記事最後のGoogleマップで紹介
伊良湖港から日間賀島へ

今回の出発地点は伊良湖港。
ここから船に乗って日間賀島へ向かいます。
日間賀島というと知多半島の師崎から渡るイメージが強いですが、伊良湖から向かうこともできます。
島へ行く時点ですでに船旅。
こういう「船に乗らないと行けない場所」は、出発した瞬間から旅をしている感じがして好きです。
なお、船の出航時間は要確認です。
季節によっても違いますし、筆者が訪れた際は、11時5分が第1便でした。その次は15時だったので、日帰りで行く場合は、この船を逃すとおしまいということです【フェリー時刻表】

船の時間に注意!!
実質この1本しかないということで、お客さんもかなり多かったです。

途中では篠島の姿も。
普段の旅行では電車や車で目的地へ向かうことが多いので、海上から島を眺めるのは新鮮です。日間賀島まではおよそ30分の船旅でした。
しばらく船旅を楽しんでいると――

日間賀島に到着!
今回は西港から徒歩散策をスタートします。
日間賀島西港から徒歩散策スタート

西港周辺は多くの観光客でにぎわっていました
船を降りると、思っていた以上に人が多い。
もっと静かな離島を想像していたので、最初は少し驚きました。
西港周辺には飲食店やお土産店もあり、日間賀島観光の拠点らしいにぎわいがあります。
自転車や電動キックボードの貸し出しが人気な様子でした。
ただ今回は徒歩で巡ると決めている。隅々まで散策してやるぜ!!

夏の日間賀島ではイルカとのふれあい体験も。
訪れた時期には、イルカとふれあえるイベントも開催されていました。
海水浴だけでなく、こうした島ならではの体験を目的に訪れる人も多そうです。
ちなみに名古屋から一番近い島というのがキャッチコピーだそう。
だから人が多いんだ。
日間賀島名物・西港のタコがお出迎え

そして日間賀島といえば――
タコ。
西港では大きなタコのモニュメントがお出迎え。
いきなり日間賀島らしさ全開です。
日間賀島はタコが名物で、「多幸(タコ)の島」とも呼ばれています。
東港にもタコがいるので、そちらは後ほど。
それでは西港を離れて、島を歩いていきます。
島の西端にある八幡社へ

最初に立ち寄ったのは八幡社。
海に囲まれた日間賀島らしく、海の神様を祀る神社です。
観光地を回るだけではなく、その土地の神社やお寺へ寄ると、少しずつ島の歴史も見えてきます。
ここが西端なので、東に向けて歩いていきましょう。
細い路地を歩くのも日間賀島の楽しみ

八幡社から島の中へ。
こういう道、いいですね。
大きな観光道路ではなく、家々の間を抜けていく細い道。
徒歩旅だからこそ、気になった路地へそのまま入っていけます。
目的地だけではなく、その途中も観光になる。
日間賀島を徒歩で巡っていて面白かったところです。
人口は1800人だそうですが、家がかなり密集していてすごい人口密度でした。しかも、地図で見ると分かりやすいですが、めちゃめちゃ民宿が多い。
日間賀島独特の街並みを堪能しましょう。
これは徒歩だからこそ楽しめる裏路地散策です。
長心寺

続いて立ち寄ったのが長心寺。
西港から徒歩5分ほどの住宅地にあるお寺です。
日間賀島観光協会によると、長心寺には安産の神様が祀られています。
島内には神社仏閣が点在しているので、歴史好きならこうした場所を巡りながら一周するのもおすすめです。
安産や学業成就に効果があるそう。
私は御朱印を貰いました。
日間賀島で猫ちゃん発見

いました。
猫ちゃん!
島を歩いていると、こういう予定になかった出会いがあります。
観光スポットを最短ルートで巡るだけなら通り過ぎてしまう景色ですが、徒歩旅なら足を止められます。
しばらく猫ちゃんを眺めてから先へ。
黒猫さんは撫でさせてくれました。
奥の双子ちゃん?は逃げられちゃいましたが。
島を歩いて北側へ

島を歩いている途中でコンビニを発見。
徒歩で島を一周するなら、水分補給はかなり大切です。
特に夏は日差しを遮る場所が少ない区間もあるため、飲み物は早めに確保しておいた方が安心。
てか、コンビニあるんですね。

そして、こんな景色も。
これは休むしかない。
ベンチに座って目の前の海を眺めます。
島一周といっても、急いで歩く必要はありません。
こういう場所を見つけたら休む。
日間賀島は、のんびり歩くくらいがちょうどいい。
ベンチで休んだら島の小学校を通過して北へ向かいます。
日間賀島北港へ

さらに歩いて北港へ。
西港や東港とはまた違い、こちらは観光客の多い場所から少し離れた雰囲気。
徒歩で一周していると、同じ島でも場所によって空気が変わっていくのが分かります。

北側を歩いている途中では、旧資料館の建物も発見。
こうした場所を偶然見つけられるのも徒歩散策の面白さです。
令和4年に閉業してしまったそう。
私まだやっていると思って楽しみにしていたのに。悲しい。
タコにまつわる伝説が残る安楽寺

続いて安楽寺へ。
ここはタコの島・日間賀島らしい伝説が残るお寺です。
かつて海から仏像が引き揚げられた際、大きなタコが仏像を守るように抱きついていたという伝承が残っています。
その仏像は「たこ阿弥陀」として祀られ、島の人々から信仰されてきました。
タコは食べ物としての名物だけではなく、島の歴史や信仰にも関係しているんですね。
古墳も残る日間賀神社

さらに進んで日間賀神社へ。
日間賀島観光協会によると、この神社の境内では6~7世紀の古墳が14基ほど発見されています。
現在は観光地として多くの人が訪れる日間賀島ですが、かなり古い時代から人々が暮らしていたことが分かります。
ただ海がきれいな観光島というだけではない。
歩いて神社やお寺を巡ると、日間賀島の違った一面が見えてきました。
東港のタコに到着!

そして――。
東のタコさんに到着!
西港から歩き始め、島内の神社やお寺、海沿いを巡って東側までやってきました。
ここまでおよそ2時間でした。
時刻は13時30分です。
西港にもタコ。
東港にもタコ。
ここまで来ると、もう嫌でも日間賀島の名物を覚えます。
タコです。
最後は「たこライスコロッケ」

歩いたらお腹が空きました。
最後はたこライスコロッケ。
東港の側にある、海の食卓 島カフェ Barcaで食べ歩き。
島を歩いて、最後にその土地のものを食べる。
こういうのでいいんです。
むしろ、こういうのがいい。
タコの島を歩いた最後まで、しっかりタコを楽しみます。
そしてお腹が空いていたので、隣のたいかいろう 東店さんで、日間賀島で朝とれた魚のお刺身定食をいただきました。
たくさん歩いたのでお腹が空いてしょうがない。
東港から伊良湖岬へのフェリーは14時30分と15時30分の2便。これを逃すと帰れなくなるのでご飯を食べ終えて残り20分ほどは、タイドプールでウミウシを探したり、港で黄昏たりして島の雰囲気を堪能しました。
さよなら日間賀島

楽しかった日間賀島散策もここまで。
島自体は決して大きくありません。
しかし実際に歩いてみると、海だけではなく、細い路地、神社、お寺、港、猫、そしてタコ。
小さな島の中にいろいろな景色が詰まっていました。

再び船に乗って伊良湖へ。
歩いて巡った島が少しずつ遠ざかっていきます。
こういう帰り道まで含めて、島旅はいいですね。
フェリーで戻ると15時の便でも多くのお客さんが日間賀島を目指していました。
民宿も多いですし泊りで来る方が多いのでしょう。
隣に止まっていた神島行のフェリーは誰も乗っていなかったのに泣
神島にも来てくださいね! 三島由紀夫の聖地です【筆者別サイト神島と三島由紀夫】
日間賀島は徒歩で一周できる?
結論としては、十分できます。
日間賀島は一周約5.5km。
日間賀島観光協会でも、道草しながらゆっくり歩いて約2時間が一周の目安として紹介されています。
ただし、これは純粋な散策時間の目安。
今回のように神社やお寺へ寄ったり、写真を撮ったり、食事をしたり、海を眺めながら休憩したりするなら、半日程度確保しておくと日間賀島らしいのんびりした散策を楽しみやすいと思います。
また、夏に歩く場合は暑さ対策が重要です。
帽子や飲み物を用意し、無理せず休憩しながら巡りましょう。
徒歩にこだわらない場合はレンタサイクルという選択肢もあります。
今回の散策マップ
まとめ|日間賀島は「歩くこと」を楽しめる島だった

【今回の日間賀島散策まとめ】
・日間賀島は一周約5.5kmのコンパクトな島
・徒歩一周の目安は約2時間
・西港から神社・寺院・北港などを巡って東側へ
・徒歩なら細い路地や海の景色などにも立ち寄りやすい
・観光や休憩、食事まで楽しむなら半日程度あると安心
日間賀島を歩いてみて感じたのは、「何かを見るためだけに歩く島ではない」ということ。
細い路地へ入ってみたり。
猫を見つけたり。
海がきれいな場所で立ち止まったり。
神社やお寺へ寄って、島の歴史を知ったり。
効率だけ考えればレンタサイクルの方が便利かもしれません。
でも、日間賀島くらいの大きさなら、あえて徒歩で巡るのも面白い。
急がず、気になった場所で立ち止まりながら島を一周する。
そんな旅が似合う島でした。
またいつか、今度は違う季節の日間賀島も歩いてみたいですね。
これで渥美半島から行ける島を2つ制覇しました。
もっと東海地方を楽しみたいです。
今回はここまで。ありがとうございました。
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